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序論 〜Hello! World!〜

そんな中で、J1全体の観客動員数は、2017年の1試合平均18,883人から、2018年は10/18時点で18,501人となっています。現時点では「やや減少」というところですが、前述の通り水曜開催が多かった中で、残りの試合は順延の未消化分の試合を除けば全て週末開催となるため、終盤に向けて動員が伸びれば、各クラブでやや増減はありつつも、リーグ全体としては前年の水準をほぼキープできそうです。

やっぱりお金は必要だ

ただ、前年比で減っていないからいいというわけでもありません。スタジアムの客席を概ね埋めているクラブは観客動員増は困難です。「J1全体」という括りで話を進めてきましたが、J2やJ3まで対象を広げていくと、動員増が急務となっているクラブは数多く存在します。観客動員数はチケットの売上収入に直結しますし、スポンサーの広告効果にも影響しています。収入がなければ、グッズの制作に資金を投入することも困難になります。ビッグクラブも地方の小さなクラブも、規模の差はあれど、同様に「ファンを増やす」という課題を抱えており、それはクラブの財政に大きく影響してきます。

もちろん、これはサッカーに限りません。Jリーグでは横浜フリューゲルスが継続困難になり、横浜F・マリノスに吸収合併されていますが、プロ野球でも過去に近鉄バファローズが消滅しています。企業傘下のスポーツチームや地方のクラブなど、経営が立ち行かなくなり解散したチームもありますし、存続危機を経験したクラブもあります。存続危機からの脱出方法は、企業による買収や自治体による援助から、ファンの募金、支援グッズの販売など様々です。